今回は害虫の中では比較的マイナーながらも、面白いネーミングの害虫を紹介します

それがシバンムシ


images


どこかGとよく似た外見ですが見た目はかなり小さいです。

とはいえ人間の生活にも大きな害をもたらすれっきとした害虫であり、恐ろしい能力を秘めた虫でもあります。


名称:シバンムシ
名前の由来:死の番人より、分布の多いヨーロッパではこの虫の鳴き声(カチッ・・・カチッ・・・)という声が死神の時計に例えられたことから。
体長:2.5㎜程度
主な害:種類のよって異なるが

・食品害虫
代表的なのがタバコシバンムシ、ジンサンシバンムシなどがあげられる
乾燥した食べ物を好み、人の家に貯蔵してあるパン、乾麺などを食べてしまう。
タバコシバンムシの名の通り、普通の虫では有害で食べられないタバコ、タバスコ、生薬すら食べてしまうため、標本なども食べてしまう(防虫剤も効果がない)
 
・建材害虫
代表的なのがケブカシバンムシ、マツザイシバンムシなど。
木材を好んで食べるため、人間の作った建材、家屋、仏具、さらには博物館資料や文化財にすら害を及ぼす。
内側から食べシバンムシが食べつくしてしまった木材は中身のないスカスカな木材となってしまい、使い物にならない。
また、畳なども好む性質がある

・書籍害虫
シミなどと同じく書籍を好んでたべる。特に江戸時代末期の糊が使われた書物が好みで文化的な資料にも多大な害を与えている



死神の使いという恐ろしい異名にそぐわないほどの危険な害虫、その割には耐毒性が強いと、非常に厄介な昆虫です。


対策としてはシバンムシが好みそうな食べ物となるものは密閉し、彼らの侵入を防ぐことが第一です。
また殺虫剤などは普通に効果があり、バルサンなどの燻煙系の殺虫剤が効果的であり、彼らの好みそうなものの多い図書館などではその手段で対峙している様子。